女性大好きな同性愛者の詩人サッフォー【女たちシリーズ006】
今回は同性愛者の詩人として有名なサッフォーについて。
こちらのはてなブログでも執筆されている勝間和代さんも同性愛者だとカミングアウトされています。
いつの間にか同性愛というのは悪ということになってますけど、どうなんでしょうねぇ……。いつごろからでしょうか?
マンモス追い回して原始人の時代から『同性愛は悪だ!』なんてことはなかったと思います。
古代ギリシャの頃は同性愛は悪ではなかったはずです。
サッフォーはレスボス島で生まれ、紀元前596年にシケリア島に亡命し、その後、レスボスに戻ったということのみ伝えられています。
ちなみに世界史で習うソロンの改革が紀元前593年頃だったはず。
そこで学校を設立したといいますが、
女性しか入学できない学校
というのだから驚きです!!
もちろんいまの時代なら女子高は当たり前です。
しかし、それがレズビアン……(サッフォーの出身地であるレズボス島からこの言葉が誕生したそうです。この言葉は蔑称であるらしく、正しくはバイセクシャルというべきらしいのですが)、つまりサッフォーが
女子を育てて良妻賢母にしたいわけではない。
女の子がすきだから……。
そういう理由で学校を設立したわけです。
サッフォーの詩は上田敏氏の翻訳で青空文庫で見ることができます。
女の弟子と交際したのですが、最後はふられて崖の上から身投げしたと伝えられています。
同性にふられて自殺……なかなか衝撃的な最後ですが、いまの時代だったらもっと衝撃的でしょう。いまはマスコミは控えめになっていますが、ネットならまとめサイトであちこちで書かれまくっていることでしょう。
女の弟子と交際したのですが、最後はふられて崖の上から身投げしたと伝えられています。
同性にふられて自殺……なかなか衝撃的な最後ですが、いまの時代だったらもっと衝撃的でしょう。いまはマスコミは控えめになっていますが、ネットならまとめサイトであちこちで書かれまくっているに違いありません。
しかし、サッフォーはそんなことは気にも留めないでしょう。
同性愛者であることを堂々と公表できるのは自分の才能に対する大いなる自信の現れなのでしょう。
いまの世の中、同性愛はそんなに衝撃的な出来事ではなくなっているような気がします。もちろん、自分の会社や学校に同性愛者がいたらとしたらそれは驚きます。驚かないといったらウソになります。しかし、同性愛が悪という認識は今の時代は薄れてきているのではないのでしょうか?